【 経歴 】
北海道出身
短期大学で栄養士免許取得。卒業後は食の世界には進まずビルメンテナンス会社に営業職として入社。社内結婚を機に退職し、翌年息子を出産。子育てをしつつ社宅住まいの中で人間関係の複雑さを学ぶ。
子供を保育園に預け社会復帰。総務事務、インフラ工事図面の製図の他、精密機器の設計職など様々な業務を経験。
中学入学後息子が不登校となり、昼休みに自宅と職場を往復する日々を送る。不安を抱えながら約1年の年月を経て、本人の成長により登校再開。
自分の力で問題を解決する息子の姿から、自分自身の課題に気づき、その解決のため12年勤めた会社を退職。夫、子供を残してひとり九州へ転居し、生き方を見直す。その後、家族のもとに帰宅。
~カウンセラーの道へ~
帰宅後、カウンセリング手法や心理学を学ぶ中で、真の課題が『愛着障害』であったことを知り、自分と同じように悩みを抱える人に寄り添うため、カウンセラーの道を決意。
産業カウンセラー、キャリアコンサルタント(国家資格)、SNSカウンセラーなどの対人資格を取得し、また認知行動療法、NLP(神経言語プログラミング)、催眠療法など様々な心理療法を学ぶ。
独立開業に向け、日商簿記2級資格を独学で取得。公的機関での電話相談や人材派遣会社での対人業務で実務経験を積み、2024年春カウンセラーとして独立開業。
また、身体から心へのアプローチとしてのハンド・ヘッドスパの技術、ツボの知識も習得しスパのセラピストとしても活動を始める。
カウンセリングでは、職場、プライベート、家庭内(子供・夫婦)の対人関係での悩みの他、愛着障害、不安症の方にも対応。不本意なキャリアチェンジを余儀なくされる『女性』に寄り添い、自分らしい生き方を支援するためのキャリア相談を専門としている。
【 主な資格 】
CLA認定 ハンド・ヘッドリラクティスト、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、ABH認定マスターヒプノセラピスト、NLPプラクティショナー
ご挨拶
はじめまして。一ノ瀬 叶愛(いちのせ かなえ)です。
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
まずは、私がどのような思いからカウンセリングルームほぐっすりんのカウンセラーになったのかをお話しします。よろしければ最後までお付き合いください。
わたしは、今でこそ誰とでも話せちゃうオープンマインドですが、幼少期は内気な性格でした。
これは母親のお腹の中にいた時から「自分はおとなしくしていなくちゃいけない」と思っていたからかもしれません。
母はお姑さん(おばあちゃん)とも同居していた上、年子の兄にかなり手がかかっていたようです。
そんな母にこれ以上手を焼かせてはいけない、甘えてはいけないと思っていたのでしょう。
小学校の転校をきっかけに、わたしは性格を一変させます。幼いながらも、この環境に適応しなければと考えたのかもしれません。性別関係なく、誰とでも陽気に話すようになりました。
でも、これが本来のわたしだ!と気づいたんです。分け隔てなく話すことはとても楽しかったし、苦ではなかったんですよね。
それもそのはず。星座は『うお座』、動物占いは『ペガサス』という自由人の典型!楽しいこと大好き、直感を信じて魅力を感じたものには迷わずチャレンジしました。
ただ両親は、世間一般の常識やルールを何より大切にする人だったので、わたしの突飛な言動は、どうにも理解出来なかったようです。
わたしが脱線するたびに両親のルールに矯正され、次第にそのルールが正義となり、それを守れない自分はダメな人間だと思うようになりました。
大人になっても両親からの『べき・ねばルール』は根深く残り、結婚して息子が産まれると、今度はわたしがそのルールで息子と接するようになっていたのです。
中学校に上がってすぐ、息子は不登校になりました。何があったのか話してくれない苛立ちから息子を叱ったり、協力してくれない夫を責めたりもしました。
気がつくと息子は、わたしに対して敬語を使うようになっていたんです。自分も両親に敬語で挨拶していたので違和感も感じませんでした。それほどわたしの中で常識になっていたのかもしれません。
1年ほど経って、息子はふいに学校に行くようになりました。本人の中で何か大きな成長があったのでしょう。
でもこのことが、自分自身を省みる大きなきっかけとなり『自立』という課題に気づきました。
その後わたしはこの課題を解決するため、ひとり九州に引っ越します。
長年積んだキャリアを捨ててまで家を離れることに、家族含め周りからはとても驚かれましたが、そこまでしなければ解決できないほど、大きな課題だと自分では感じていました。
人生初めてのひとり暮らしは、自由とともに責任や不安を感じることも多くありました。ホームシックになったのもこの時が初めてです。
慣れない環境と仕事のストレスから体調を崩し、また同時期に父と兄が入院するという状況も重なったことで、住んでいたマンションを引き払い自宅に帰ることになりました。わたしの短いワーキングホリデーは終了。
帰宅後わたしは、カウンセリングや心理学について学び始めました。
そしてその学びの中で、自分の奥深くに刺さっていたトゲは、条件付きでしか愛されなかった『愛着障害』だったことが分かり、このトゲが元で、また別の課題をも生み出していたことも分かりました。
この気づきによって納得感と解放感が得られただけでなく、厳しかった親を責めず、愛と感謝の気持ちを持てるようになったことは、わたしにとって大きな喜びとなりました。
トゲは人それぞれです。でもそのトゲに気づかずにいる人、または気づいて苦しんでいる人…そんな人に寄り添いたいと思うようになり、様々な心理系の資格を取得しました。そして公的機関の電話相談や人材派遣会社での経験を積み、個人事業を開始しました。
でも「そもそもカウンセリングがハードル高いなら、人に話すことなんてできないじゃん?」と立ち止まり、気軽に足を運べる『他の入口』を作ることも大切だと考えるようになりました。
カラダに不調がある時は、気軽に病院に行きます。
では、ココロはどうでしょう。
海外では、失恋したときでさえカウンセラーに話しに行きます。話してデトックスして、ココロを整えることはある意味常識ですが、日本では、よっぽどでなければカウンセリングには行かないのではないでしょうか。
実際自分もストレスから吐き気や震え、不眠などの症状があった時、病院に行って薬をもらいました。ただ、薬が切れればまた同じ症状の繰り返し。なぜなら、ココロは放置したままだったからです。
ココロとカラダは繋がっています。
ココロがしんどくなるとカラダに影響を及ぼします。またその逆も然り。
カラダがほぐれれば、ココロもほぐれていきます。
ココロがほぐれれば、ぐっすり眠れるかもしれません。
ヘッドスパやハンドヒーリングでカラダがほぐれ、ココロもほぐれる体験のお手伝いができれば…
そんな思いから、わたしはここ『ほぐっすりん』のセラピストになりました。
あなたが入りやすい入口なら、どの入口でも構いません。
「カウンセリングだけ受けたい」
「ハンドやヘッドスパを受けながら話したい」
「スパだけ受けて瞑想したい」
日常の中で気づかないうちに溜まった心身の疲れを、ほぐす場所になればとても嬉しく思います。
あなたがあなたらしく過ごせる時間がもっと増えますよう、サポートさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。